逆流性食道炎、胃食道逆流症(GERD)、食道癌検査の藤戸クリニック 大阪府豊中市の消化器・胃腸内科

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食道疾患|Esophageal Disease

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逆流性食道炎と胃食道逆流症(GERD)

逆流性食道炎(GERD)は、胃の内容物が食道に逆流することで起こる疾患です。通常、胃酸は食道の下部にある括約筋によって食道に逆流しないように防がれていますが、この筋肉がうまく機能しない場合、胃酸が食道に逆流してしまいます。これにより、胸やけや酸っぱい液が口に戻る感覚、胸痛、のどの痛みなどの症状が現れます。症状が慢性的に続くと、食道の炎症や潰瘍、食道狭窄などの合併症を引き起こすことがあります。

治療法について

逆流性食道炎や胃食道逆流症(GERD)の治療は、症状の軽減と食道への損傷を防ぐことが目標です。治療法には主に生活習慣の改善と薬物療法があります。生活習慣の改善としては、食後すぐに横にならない、食事の量を減らす、アルコールやカフェイン、脂肪分の多い食事を控える、寝るときに頭を高くするなどが推奨されます。薬物療法では、胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)やH2受容体拮抗薬が一般的に使用されます。これらの薬は胃酸の生成を減少させ、食道へのダメージを防ぎます。症状が重度でこれらの方法では改善しない場合、外科的治療が検討されることもあります。外科手術には、腹腔鏡を使用して食道と胃の接続部を強化する方法があります。

食道癌|Esophageal Cancer

食道は、口から食べたものを胃に送るための、長さ25cmほどの細長い管状の臓器です。この食道の粘膜(内側の壁)から発生するがんを「食道がん」と呼びます。
日本人の食道がんの約90%は、粘膜の表面にある「扁平上皮(へんぺいじょうひ)」から発生するタイプです。

主な原因と予防

食道がんの発生には、日々の生活習慣が深く関わっていることがわかっています。
お酒(飲酒): アルコールが分解される時にできる「アセトアルデヒド」には発がん性があります。特にお酒ですぐ顔が赤くなる方は注意が必要です。
タバコ(喫煙): 喫煙者は非喫煙者に比べ、リスクが高まります。
熱い飲み物・食べ物: 喉や食道への繰り返しの刺激が原因になることがあります。

注意したい症状

初期の食道がんは自覚症状がほとんどありません。進行するにつれて、以下のような症状が現れます。
食べ物がつかえる感じ: 飲み込みにくさを感じる。
胸の違和感・痛み: 飲み込んだ時にチクチクする、熱いものを飲むとしみる。
体重減少: 食べづらさから食事量が減り、体重が落ちる。
声のかすれ: がんが喉の神経に触れることで起こります。
ポイント: 「おかしいな」と思ったら、放置せずに早めに専門医を受診することが何より大切です。

検査

内視鏡検査(胃カメラ): 直接粘膜を観察します。特殊な光(NBIなど)を使う事で、より正確な診断ができます。当院では、鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡)や鎮静剤、NBIを使用することによって、より楽で正確な検査ができます。
バリウム検査: 食道の形や通り具合、がんの広がりを確認します。
CT・PET検査: 周囲の臓器への広がりや、転移がないかを詳しく調べます。

食道がんの治療

治療法は、がんの進行度(ステージ)や患者さんの体力に合わせて、最適と思われるものを組み合わせて提案します。
内視鏡治療: 早期で転移の可能性が低い場合、胃カメラでがんを切除します。体に傷が残らず、回復も早いです。
手術: がんを切り取り、代わりに胃などをつなげて食べ物の通り道を作り直します。
化学療法(抗がん剤)・放射線治療: 手術の前後に組み合わせて効果を高めたり、手術が難しい場合にがんを小さくするために行います。