現在子宮頚がん予防ワクチンの接種は、積極的には勧められておりません。
接種に当たっては、有効性とリスクを理解した上で受けてください。
子宮頚がんワクチンの比較

子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がウイルス感染(ヒトパピローマウイルス:HPV)であることが明らかになっています。
子宮頸がんワクチンを接種することで子宮頚がんの原因であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができますが、全ての発がん性HPVの感染を防ぐことができるわけではありません。このため、可能性は低いものの、ワクチンを接種していても子宮頸がんにかかる可能性があります。子宮頸がんを完全に防ぐためには、子宮頸がんワクチンの接種だけでなく、定期的に子宮頸がん検診を受けて前がん病変のうちに見つけることが大切です。ワクチン接種後も、年に1回は子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。
接種希望の方は、事前に電話による予約をお願いします。未成年の方は、接種時に保護者同伴が必要です。

接種対象者は10歳以上の女性です。
子宮頸がん予防ワクチンは、肩に近い腕の筋肉に注射します。1〜2回の接種では充分な抗体ができないため、半年で3回の接種が必要です。

中学1年生から高校1年生 1回3000円
上記以外 1回16000円(診察代、消費税込み)

ワクチンを注射した部分に痛みや腫れが起こることがありますが、通常数日間程度で治ります。

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